積極的仮眠(パワーナップ)のありすぎるメリットとは

仮眠のすすめ


世界のトップ企業を中心に次々と導入されているのが積極的仮眠(パワーナップ)です。日本でも感度の高い一部の企業が取り入れ始めていますが、そもそも積極的仮眠とはどのようなものなのでしょうか。この記事では積極的仮眠のメリットや具体的なやり方について紹介していきます。積極的仮眠について特に興味が無かった人も、情報を得る事で普段の生活の中に取り入れていきたいと感じるかもしれません。

積極的仮眠(パワーナップ)ってなに?

積極的仮眠(パワーナップ)とは昼間の短時間仮眠のことで、いわゆる昼寝を指します。ちなみにパワーナップは英語で「Power Nap」となりますが、昼寝やうたたねという意味の「nap」と「power up(パワーアップ)」を掛け合わせた造語となっています。積極的仮眠が効果的である事は、アメリカ航空宇宙局NASAの研究結果で明らかになっています。昼の仮眠をとる人ととらない人の2グループに分け、認知力や注意力を計ったところ、仮眠をとったグループは認知力が34%、注意力が54%向上という結果が出たのです。

昼過ぎの眠気に悩まされている人は多いですが、単純に睡眠不足という問題では片付けられません。昼食後は血糖値が上昇する事、そして人の体内時計も眠気に大きく関係しているのです。一般的に人は夜中の2~4時、昼の午後2~4時に眠気のピークが訪れるようになっているため、前日にどれだけしっかり睡眠をとっても、昼に眠気が訪れるのは避けられない生理現象と言えます。眠気を我慢して仕事を続けても集中力が保てず、ミスも起こります。そこで世界的にトップの企業は積極的仮眠の効果に着目し、仕事のパフォーマンス向上のために従業員に昼間の仮眠を推奨し始めたのです。企業によってはオフィスに仮眠スペースを設ける、睡眠装置を設置するなど様々な工夫をしています。

積極的仮眠(パワーナップ)のメリット

精神的なリフレッシュ

朝に出勤してから、常に脳はフル回転の状態です。肉体的作業よりデスクワークの方が楽に思われる傾向にありますが、頭を使う仕事は気付かない間に疲労が蓄積されています。適度な仮眠をとると精神的にもリフレッシュされ、新たな気持ちで仕事に取り組めます。

集中力向上

体力に余裕のある午前中は集中力も保てますが、午後になると疲れも出てきてしまいます。疲労や眠気を感じていると仕事にも集中出来ず、作業効率も落ちます。疲れがピークに感じる時に仮眠をとって体を少し休めると、目覚めた時には心機一転、仕事への集中力も戻ってきます。

生産性の向上

眠気に悩まされている時は作業のスピードも遅くなり、時にミスも生じます。パワーナップすると脳が覚醒され、集中力や判断力が戻って仕事も順調にこなしていけるようになります。効率良く作業が進められ、ミスも無くなると、結果的に生産性も向上するという訳です。

睡眠負債の解消

忙しい現代人は十分な睡眠時間を確保出来ず、慢性的な睡眠不足となっている人も少なくありません。睡眠不足が蓄積すると心身ともに不調となり、病気を誘発する原因にもなります。パワーナップは短時間の仮眠ですが、睡眠不足解消の効果があり、社員が健康的に仕事を続けられるようサポート出来ます。

積極的仮眠(パワーナップ)のやり方

カフェインを摂取しておく

パワーナップ前にはコーヒーや紅茶などでカフェインを摂取しておくようにします。カフェインの覚醒作用が現れるまでに20~30分の時間を要しますが、パワーナップも20分程度の仮眠です。つまり眠りから起きる頃にはカフェインの効果も現れ始め、スッキリと目覚められるようになります。

15分程度で起きる

仮眠時間は15~20分程度が最適です。眠りの深さは浅めの「レム睡眠」と深めの「ノンレム睡眠」に分かれるのですが、眠り始めて30分も経つとノンレム睡眠となってしまいます。深い眠りにつくと眠気が覚めにくくなるため、レム睡眠の間に起きるようにしなければいけません。

アイマスクや耳栓をつける

パワーナップの効果を十分に得るにはアイマスクは必需品です。光を感じると眠気促進ホルモンの分泌が減るので、せっかくの仮眠も睡眠の質が落ちてしまます。暗い部屋で眠れるなら良いですが、光のある場所で仮眠をとる場合はアイマスクをして光を遮断するのがポイントです。また同様に騒がしい場所では寝付きが悪くなるため、耳栓をつけて無音の状態にした方が眠りやすくなります。

積極的仮眠(パワーナップ)を実践しよう

積極的仮眠はメリットばかりなので、早速実践したくなるのではないでしょうか。いち早くパワーナップの良さに気付いている企業では、仮眠スペースを設置して積極的に従業員に昼の仮眠を推奨しています。もちろん仮眠スペースが無い企業でも、オフィス内の休憩スペースや会社のデスクで仮眠をとる事は可能です。本来なら横になって眠るのがベストですが、横になるスペースが無いなら机に突っ伏すスタイルで仮眠しても十分に効果は得られます。ただ、もし人の目が気になる、落ち着いて眠れないといった場合は無理に会社内で眠る必要もありません。会社近くのネットカフェなどもパワーナップには最適で、暗く静かな部屋であれば落ち着いて仮眠をとる事ができます。



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