フライドポテトマニア岡本智博さんに聞く「食べ比べの旅」の極意とは

インタビュー

フライドポテトマニアとして、テレビの人気バラエティ番組に出演経験のある岡本智博さん。この度タビリーベがインタビューする機会に恵まれ、フライドポテト食べ比べの経緯、快活CLUBのフライドポテトが1位になった理由、食べ比べの旅の極意などについてお聞きしました。

フライドポテトを食べまくるだけで人気番組に出演!? 岡本智博とは

―まずそもそもの質問なのですが、岡本さんは何をされている方なのでしょう?

岡本:なんでしょうね(笑)。本業はまあ、プログラマーなんですけど

―ライターでも、ありますよね?

岡本:趣味でブログを書いています。趣味の延長から、デイリーポータルZのライターもするようになりました。そこで書いたのが、「フライドポテト、チェーン店徹底比較 」の記事です。

―こちらの記事が元で全国ネットのテレビ番組にも出演を果たされていますね。

岡本:元々は自分のブログでひっそりと評価を書き溜めていたのですけど、それまでの調査をまとめた文章をデイリーポータルZで投稿したところ、大きな反響があって。2万回近くリツイートされたんです。それまでファストフード店だけのフライドポテトの比較をした人はいましたけど、居酒屋やネットカフェなどあらゆる分野に広げた食べ比べが良かったようですね。
それがテレビ局の方の目に留まったらしく、ブログを経由してご連絡をいただきました。

SNSで名前が挙がる店は限られる? おいしいフライドポテトの探し方

―食べる店は、どうやって選んでいったんですか。ハンバーガーチェーンなど有名なお店はともかく、居酒屋や中華料理屋まで含まれていますが。

岡本:Twitterや2ちゃんねる(現、5ちゃんねる)で「フライドポテト おいしい」といった言葉で検索して情報収集していました。
情報収集していて気が付いたんですが、フライドポテトを出す店は当然ものすごい数があるとして、「フライドポテトがおいしい」とSNSで名前が挙がる店はすごく限られているんですよね。名前が挙がらない店は、店舗数が多かろうが有名チェーン店であろうが全く挙がりません。
逆に地方に一店舗しかないお店でも何度も名前を見ることがあるので、そういった気になる店はリスト化して、旅行や移動の際にプランを立ててなるべく効率的に回るようにしています。

快活CLUBのフライドポテトが1位になった理由

―そうして食べ比べされてきた中、1位に選ばれたのは快活CLUBのフライドポテトですね。

岡本:そもそも食べ比べを始めたきっかけは、「映画館で売っていた大好きなフライドポテトが、ある日姿を消してしまった。同じようなフライドポテトがまた食べたい!」というものだったんです。そのフライドポテトの特徴は、じゃがいもの皮が残っていて、かつ衣がついているような形。味は、コンソメといいますか、いわゆるうまみがあるもの。
そのフライドポテトに近かったのが、快活CLUBのフライドポテトでした。
SNSで調べていたときも何度も名前が挙がっていましたし、ケチャップとマヨネーズを両方ソース皿に入れてくださったり、箸を用意してくださったり、ちょっとした気遣いがまたいいのですよね。あくまで個人的な1位ではありましたが、快活CLUBのフライドポテトが1位になったと周りに言うと、ああ、わかるわかる! あそこおいしいよね!となることも多いです。

―特にバター醤油味が取り上げられていますが、これもうピンポイントでこの味だったのでしょうか?

岡本:だって、バター醤油味ですよ。間違いない感じがありませんか?


【快活CLUB】細切りポテト(バター醤油味)

―確かにそうですね(笑) 快活CLUBには、フライドポテトを食べるために始めて入ったのでしょうか?

岡本:いえ、お店に入ったことは何回もありました。金曜の晩なのに何も予定がないときですとか、一晩かけてワンピースを最初から全部読むみたいことをしていましたね。
それに、フライドポテトで食べ比べの旅をするときにも、行った先の快活CLUBで一晩過ごしてお金を浮かしたりはしていました。

1泊までした結果の品切れ……、食べ比べの旅の苦労とは

―遠方まで行くと、お金がかかりそうですね。

岡本:最近はそこまではやってはいませんが、移動の費用を抑えるために結構、夜行バスや寝台特急なんかも使っています。そうすると現地に朝の6時とかに着いてしまうわけですけど、そんな時間に店は開いてなくて、そういう時に快活CLUBで店が開くまで時間を潰すこともよくありましたね。

―食べ比べにあたっては、やっぱり苦労も多そうですね。

岡本:例えば、僕岡山に住んでるんですけど、関東のおいしいフライドポテト屋さんに1泊とかで行くじゃないですか。でも、店が閉まっていたりとか、フライドポテトのメニューがなくなっていたりとか、今日品切れなんですよと言われることとかって、あるんです。それが一番めちゃくちゃ困ってしまいます。地元の人だったら「品切れかー」で終わるんですけど、こっちは大変な距離を旅してきているので。

体系化して発信! 食べ比べの旅の極意

―岡本さんにあこがれて、食べ比べの旅をしてみたい方も多いと思います。食べ比べの旅って、誰でもできるものですか?

岡本:そうですね。苦労はありますが、誰でも大丈夫なんじゃないでしょうか。実際みなさん結構やられているけど、おそらくネットに発信してないだけです。
あとは、体系化していなくて、ただ「これはおいしい」とかの情報だけで出していたりすると、もったいないなと。もうちょっと分類したりとか、まとめて見れたりするよう工夫すれば、情報としてもっと精度が上がるのになーと思ってはいますね。

―写真はどうされていましたか。

岡本:前は一眼レフカメラで撮影していたのですが、最近はほとんどスマホです。最近はスマホのカメラも性能が上がっていて一眼レフと比べても全く遜色がありませんし、荷物が少なくて済むので。味付け、食感などはスマホのメモに残しておいて、後でまとめています。

―ちなみに、フライドポテト以外にも岡本さんが食べ比べているものってあるんでしょうか。

岡本:きびだんごはそうですね。岡山に住んでいるので情報も集まりやすくって。固さとか甘さとか、メーカーによってだいぶ違うんですよ。フルーツの味が入ってたりですとか。

―そういうのって、好きなものから入っていくんですか?

岡本:好きなものももちろんそうですけど、ネタになりそうだなっていう打算的なところもありますよ。デイリーポータルZの過去のヒット記事を紐解いてみると、カロリーが高い食べ物を扱った方が受けやすいという話も聞いたことがあります……。

―そうなんですね。食べ比べでテレビ出演まで目指すなら、カロリーの高いもので挑戦するといいかもしれませんね。

岡本:健康には気を付けていただいて。私も毎日のようにフライドポテトを食べていたわけではなくて、週に1~2種類くらい食べる感じだったので。遠方まで行ったり、食べ比べに疲れたりしたら、快活CLUBに行ってフライドポテトも食べながら一息ついてもらえるといいですね。

フライドポテトの食べ比べで一躍有名になった、岡本智博さん。何かこだわって食べ続けているものがある人は、体系化して発信してみるといいですね。「1位は快活CLUBのフライドポテト!」のような結果まで発表できれば、テレビ出演の依頼も?
食べ比べの旅、ぜひ挑戦してみてください。



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